合格体験記

■ 初級システムアドミニストレータ合格体験記 ■

002 ○○さん 某私立大学 4回生 男性
初級システムアドミニストレータ合格体験談

パソコン買って…

高校生のとき大学でコンピュータを使えるようになりたいという漠然とした目標がありました。そして一回生の秋にパソコンを買いました。しかし説明書は分厚いうえに理解できず、うまく使いこなせませんでしたし、はっきりとした使用目的もありませんでした。そのうちに教科書にも解らないカタカナや英単語そして今更人に聞けない基礎用語が毎年増えていました。こうして2回生の後半になっても自分がパソコンを理解していないのを自覚していました。しかも後1年で履歴書を書かなければいけないのに怠惰な生活の日々が続いていました。そんな自分に気づきあせり、何か資格を取ろうと思いました。

そんな時学校で初級システムアドミニストレータ(以下シスアド)の講座があり受講することにしました。きっかけはたいしたことではありません。パソコンの利用者側の資格であり、どこに就職しても役に立ちそうだったこと、半年で取れそうであったことなどです。また国家資格という響きが良かったせいもあったと思います。

資格が欲しいっ

当初私はコンピュータの知識のみを問われる試験だと勘違いしていましたが、講座では仕事でパソコンを使うなら最低限知っておく必要があるものから教えていただいたので、資格を取るためだけの勉強とは感じませんでした。具体的にはコンピュータの基礎知識はもちろん、グラフの種類とその用途、統計の基礎、書類と商品の流れなども教わりました。合格するのに一番大切なのは試験の直前まである夏休みでどこまでできるかだったと思います。夏休みはテキストの内容を覚え、過去の問題を3年分ひととおりやりました。夏休みまでの勉強は週に1回あった講座に出席し、与えられた宿題をこなすだけの勉強でした。

 実際試験を受けてみると昨年より確実に難しくなった試験問題で、いかに情報化が急速に進んでいるか感じました。また午前と午後で5時間ある試験時間も時間が余ることなく、それほど長いとは感じませんでした。

賞味期限あります

 学校の後期試験が終わった今考えると今年までに受講した授業の中で内容が重複していた部分もあり、この資格が3年間の勉強が形になったように感じます。また、来年の目標である情報処理二種への足がかりにもなりました。これからは技術の変化が早いだけ覚えた知識の賞味期限が短くなり、より高度な資格を目指し続けなければいけないと感じます。とりあえず今は習ったことが遊びに活用されていますが、せっかく修得した資格ですから、これからの仕事の役に立たせたいです。

シスアドは…

 超難関な資格ではありません。やること、やりたいことはたくさんありますがパソコンは遊びや仕事の幅を広げる道具に必ずなってくれると思います。私も今ではパソコンが1台では足りないくらい利用することが多くなりました。何かを始める前にやっておいて損はないと思いますし、英語・パソコン・統計はビジネスの基本になっているのを就職活動を通じて感じています。


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