応用情報技術者講座 平成22年秋期応用情報技術者試験結果 応用情報技術者講座とは

■応用情報技術者の業務と役割
基本戦略立案又はIT ソリューション・製品・サービスを実現する業務に従事し,独力で次のいずれかの役割を果たす。

  1. 需要者(企業経営,社会システム)が直面する課題に対して,情報技術を活用した戦略を立案する。
  2. システムの設計・開発を行い,又は汎用製品の最適組合せ(インテグレーション)によって,信頼性・生産性の高いシステムを構築する。また,その安定的な運用サービスを実現する。

■期待する技術水準
1.情報技術を活用した戦略立案に関し,担当業務に応じて次の知識・技能が要求される。

  1. 経営戦略・情報戦略の策定に際して,経営者の方針を理解し,経営を取り巻く外部環境を正確に捉え,動向や事例を収集できる。
  2. 経営戦略・情報戦略の評価に際して,定められたモニタリング指標に基づき,差異分析などを行える。
  3. 提案活動に際して,提案討議に参加し,提案書の一部を作成できる。
2.システムの設計・開発・運用に関し,担当業務に応じて次の知識・技能が要求される。
  1. アーキテクチャの設計において,システムに対する要求を整理し適用できる技術の調査が行える。
  2. 運用管理チーム,オペレーションチーム,サービスデスクチームなどのメンバとして,担当分野におけるサービス提供と安定稼働の確保が行える。
  3. プロジェクトメンバとして,プロジェクトマネージャ(リーダ)の下でスコープ,予算,工程,品質などの管理ができる。
  4. 情報システム,ネットワーク,データベース,組込みシステムなどの設計・開発・運用・保守において,上位者の方針を理解し,自ら技術的問題を解決できる。
応用情報技術者試験はIT開発側と利用者側で共通して受けられる国家試験です。


試験日程
試験実施 : 毎年2回(4月第3日曜日・10月第3日曜日)

試験形式 : 午前:9:30〜12:00(150分)
       多肢選択式(四肢択一)80問出題して 80 問解答

       午後:13:00〜15:30(150分)
       11 問出題して 5問解答(情報セキュリティ 必須)

受験手続き : 独立行政法人情報処理推進機構の情報処理技術者試験センター本部および支部にて願書が配布されます。

【情報処理センター受付期間】
春期:1月中旬〜2月中旬  秋期:7月中旬〜8月中旬
申込期間は配布期間と同じです。

受験料 : 5,700円
詳しくは、IPA 独立行政法人情報処理推進機構をご覧ください。



■午前の出題範囲





1 基礎理論 1 基礎理論 1 離散数学 2 進数,基数,数値表現,演算精度,集合,ベン図,論理演算,命題 など
2 応用数学 確率・統計,数値解析,数式処理,グラフ理論,待ち行列理論 など
3 情報に関する理論 符号理論,述語論理,オートマトン,形式言語,計算量,人工知能,知識工学,
学習理論,コンパイラ 理論,プログラミング言語論・意味論 など
4 通信に関する理論 伝送理論
(伝送路,変復調方式,多重化方式,誤り検出・訂正,信号同期方式ほか) など
5 計測・制御に関する
理論
信号処理,フィードバック制御,フィードフォワード制御,応答特性,
制御安定性,各種制御,センサ・アクチュエータの種類と動作特性 など
2 アルゴリズム

プログラミング
1 データ構造 スタックとキュー,リスト,配列,木構造,2 分木 など
2 アルゴリズム 整列,併合,探索,再帰,文字列処理,流れ図の理解,アルゴリズム設計 など
3 プログラミング 既存言語を用いたプログラミング(プログラミング作法,プログラム構造,
データ型,文法の表記法ほか) など
4 プログラム言語 プログラム言語(アセンブラ言語,C,C++,COBOL,Java 1),ECMAScript,
Ruby,Perl,PHP,Python ほか)の種類と特徴,共通言語基盤(CLI) など
5 その他の言語 マークアップ言語(HTML,XMLほか)の種類と特徴,データ記述言語(DDL) など
2 コンピュー
タシステム
3 コンピュータ
構成要素
1 プロセッサ コンピュータ及びプロセッサの種類,構成・動作原理,割込み,性能と特性,
構造と方式,RISC とCISC,命令とアドレッシング,マルチコアプロセ ッサ など
2 メモリ メモリの種類と特徴,メモリシステムの構成と記憶階層(キャッシュ,主記憶,
補助記憶ほか),アクセス方式,RAM ファイル,メモリの容量と性能,記録媒体の
種類と特徴 など
3 バス バスの種類と特徴,バスのシステムの構成,バスの制御方式,
バスのアクセスモード,バスの容量と性能 など
4 入出力デバイス 入出力デバイスの種類と特徴,入出力インタフェース,デバイスドライバ,
デバイスとの同期,アナログ・ディジタル変換,DMA など
5 入出力装置 信号処理,フィードバック制御,フィードフォワード制御,応答特性,
制御安定性,各種制御,センサ・アクチュエータの種類と動作特性 など
4 システム
構成要素
1 システムの構成 システムの処理形態,システムの利用形態,システムの適用領域,仮想化,
クライアントサーバシステム,Web システム,シンクライアントシステム,
フォールトトレラントシステム,RAID,NAS,SAN,P2P,ハイパフォーマンス
コンピューティング(HPC),クラスタ など
2 システムの
評価指標
システムの性能指標,システムの性能特性と評価,システムの信頼性・
経済性の意義と目的,信頼性計算,信頼性指標,信頼性特性と評価,
経済性の評価,キャパシティプランニング など
5 ソフトウェア 1 オペレーティ
ングシステム
OS の種類と特徴,OS の機能,多重プログラミング,仮想記憶,ジョブ管理,
プロセス/タスク管理,データ管理,入出力管理,記憶管理,割込み,
ブートストラップ など
2 ミドルウェア 各種ミドルウェア(OS などのAPI,Web API,各種ライブラリ,コンポーネントウェア,
シェル,開発フレームワークほか)の役割と機能,ミドルウェアの選択と利用 など
3 ファイルシス
テム
ファイルシステムの種類と特徴,アクセス手法,検索手法,ディレクトリ管理,
バックアップ,ファイル編成 など
4 開発ツール 設計ツール,構築ツール,テストツール,言語処理ツール(コンパイラ,インタプリタ,
リンカ,ローダほか),エミュレータ,シミュレータ,インサーキットエミュレータ(ICE),
ツールチェーン,統合開発環境 など
5 オープンソース
ソフトウェア
OSS の種類と特徴,UNIX 系OS,オープンソースコミュニティ,LAMP/LAPP,
オープンソースライブラリ,OSS の利用・活用と考慮点(安全性,信頼性ほか),
動向 など
6 ハードウェア 1 ハードウェア 電気・電子回路,機械・制御,論理設計,構成部品及び要素と実装,半導体素子,
システムLSI,SoC(System on a Chip),FPGA,MEMS,診断プログラム,消費電力
など
3 技術要素 7 ヒューマン
インタフェ
ース
1 ヒューマン
インタフェース
技術
インフォメーションアーキテクチャ,GUI,音声認識,画像認識,動画認識,
特徴抽出,学習機能,インタラクティブシステム,ユーザビリティ,
アクセシビリティ など
2 インタフェース
設計
帳票設計,画面設計,コード設計,Web デザイン,人間中心設計,
ユニバーサルデザイン,ユーザビリティ評価 など
8 マルチメデ
ィア
1 マルチメディア
技術
オーサリング環境,音声処理,静止画処理,動画処理,メディア統合,
圧縮・伸長,MPEG など
2 マルチメディア
応用
AR(Augmented Reality),VR(Virtual Reality),CG(Computer Graphics),
メディア応用,モーションキャプチャ など
9 データベース 1 データベース
方式
データベースの種類と特徴,データベースのモデル,DBMS など
2 データベース
設計
データ分析,データベースの論理設計,データの正規化,データベースの
パフォーマンス設計,データベースの物理設計 など
3 データ操作 データベースの操作,データベースを操作するための言語(SQL ほか),
関係代数 など
4 トランザク
ション処理
排他制御,リカバリ処理,トランザクション管理,データベースの性能向上,
データ制御 など
5 データベース
応用
データウェアハウス,データマイニング,分散データベース,リポジトリ,
メタデータ,ビッグデータなど
10 ネットワーク 1 ネットワーク
方式
ネットワークの種類と特徴(WAN/LAN,有線・無線,センサネットワークほか),
インターネット技術,回線に関する計算,パケット交換網,QoS,RADIUS など
2 データ通信と
制御
伝送方式と回線,LAN 間接続装置,回線接続装置,電力線通信(PLC),
OSI 基本参照モデル,メディアアクセス制御(MAC),データリンク制御,
ルーティング制御,フロー制御 など
3 通信プロトコル プロトコルとインタフェース,TCP/IP,HDLC,CORBA,HTTP,DNS,SOAP,IPv6
など
4 ネットワーク
管理
ネットワーク運用管理(SNMP),障害管理,性能管理,トラフィック監視 など
5 ネットワーク
応用
インターネット,イントラネット,エクストラネット,モバイル通信,
ネットワークOS,通信サービス など
11 セキュリティ 1 情報セキュリ
ティ
情報の機密性・完全性・可用性,脅威,脆弱性,攻撃手法(SQL インジェクション,
クロスサイトスクリプティング,DoS 攻撃,フィッシング,標的型攻撃ほか),
暗号化技術(共通鍵,公開鍵,秘密鍵,RSA,AES,ハイブリッド暗号,
ハッシュ関数ほか),認証技術(ディジタル署名,メッセージ認証,
タイムスタンプほか),利用者認証(ID・パスワードほか),生体認証技術,
公開鍵基盤(PKI,認証局,ディジタル証明書ほか),政府認証基盤
(GPKI,ブリッジ認証局ほか) など
2 情報セキュリ
ティ管理
情報資産とリスクの概要,リスク分析と評価,情報セキュリティポリシ,
ISMS など
3 セキュリティ
技術評価
ISO/IEC 15408(コモンクライテリア),JISEC(ITセキュリティ評価及び認証制度),
JCMVP(暗号モジュール試験及び認証制度) など
4 情報セキュリ
ティ対策
アカウント管理,アクセス制御,ログ管理,マルウェア対策,不正アクセス対策,
ファイアウォール,WAF,侵入検知/侵入防止,検疫ネットワーク,情報漏えい対策,
無線LAN セキュリティ(WPA2 ほか),携帯端末(携帯電話,スマートフォン,
タブレット端末ほか)のセキュリティ,入退室管理,情報セキュリティ教育,
ディジタルフォレンジックスなど
5 セキュリティ
実装技術
セキュアプロトコル(IPSec,SSL,SSH ほか),認証プロトコル
(SPF,DKIM,SMTP-AUTH,OAuth,DNSSEC ほか),セキュアOS,
ネットワークセキュリティ,データベースセキュリティ,アプリケーションセキュリティ,
セキュアプログラミング など
4 開発技術 12 システム
開発技術
1 システム要件
定義
システム要件定義(機能,能力,業務・組織及び利用者の要件,設計制約条件,
適格性確認要件ほか),システム要件の評価 など
2 システム方式
設計
システムの最上位の方式確立(ハードウェア・ソフトウェア・手作業の機能分割,
ハードウェア方式設計,ソフトウェア方式設計,システム処理方式設計,
データベース方式設計ほか),システム方式の評価 など
3 ソフトウェア
要件定義
ソフトウェア要件の確立(機能,能力,インタフェースほか),
ソフトウェア要件の評価,ヒアリング,ユースケース,プロトタイプ,
DFD,E-R 図,UMLなど
4 ソフトウェア
方式設計・
ソフトウェア
詳細設計
ソフトウェア構造とコンポーネントの設計,インタフェース設計,
ソフトウェアユニットのテストの設計,ソフトウェア結合テストの設計,
ソフトウェア品質,レビュー,ウォークスルー,ソフトウェア設計の評価,
プロセス中心設計,データ中心設計,構造化設計,オブジェクト指向設計,
モジュールの設計,部品化と再利用,アーキテクチャパターン,デザインパターン
など
5 ソフトウェア
構築
ソフトウェアユニットの作成,コーディング基準,コーディング支援手法,
コードレビュー,メトリクス計測,デバッグ,テスト手法,テスト準備
(テスト環境,テストデータほか),テストの実施,テスト結果の評価 など
6 ソフトウェア
結合・ソフト
ウェア適格性確
認テスト
テスト計画,テスト準備(テスト環境,テストデータほか),テストの実施,
テスト結果の評価 など
7 システム結合
・システム適格性
確認テス ト
テスト計画,テスト準備(テスト環境,テストデータほか),テストの実施,
テスト結果の評価,チューニング,テストの種類(機能テスト,非機能要件テスト,
性能テスト,負荷テスト,セキュリティテスト,リグレッションテストほか)など
8 導入 システム又はソフトウェアの導入計画の作成,システム又はソフトウェアの
導入の実施 など
9 受入れ支援 システム又はソフトウェアの受入れレビューと受入れテスト,システム又は
ソフトウェアの納入と受入れ,利用者マニュアル,教育訓練 など
10 保守・廃棄 システム又はソフトウェアの保守の形態,システム又はソフトウェアの保守の手順,
システム又はソフトウェアの廃棄 など
13 ソフトウェア
開発管理技術
1 開発プロセ
ス・手法
ソフトウェア開発モデル,アジャイル開発,ソフトウェア再利用,
リバースエンジニアリング,マッシュアップ,構造化手法,形式手法,
ソフトウェアライフサイクルプロセス(SLCP),プロセス成熟度など
2 知的財産適用
管理
著作権管理,特許管理,保管管理,技術的保護(コピーガード,DRM,
アクティベーションほか) など
3 開発環境管理 開発環境稼働状況管理,開発環境構築,設計データ管理,ツール管理,
ライセンス管理 など
4 構成管理・変更
管理
構成識別体系の確立,変更管理,構成状況の記録,品目の完全性保証,
リリース管理及び出荷 など






5 プロジェクト
マネジメント
14 プロジェクト
マネジメント
1 プロジェクト
マネジメント
プロジェクト,プロジェクトマネジメント,プロジェクトの環境,
プロジェクトガバナンス,プロジェクトライフサイクル,プロジェクトの
制約 など
2 プロジェクト
統合マネジ
メント
プロジェクト憲章の作成,プロジェクト計画の作成,プロジェクト作業の指揮,
プロジェクト作業のコントロール,変更のコントロール,プロジェクトフェーズ
又はプロジェクトの終結,学んだ教訓の収集 など
3 プロジェクト
ステークホル
ダマネジメン ト
ステークホルダの特定,ステークホルダの管理 など
4 プロジェクト
スコープマネ
ジメント
スコープの定義,WBS の作成,アクティビティの定義,スコープの
コントロール など
5 プロジェクト
資源マネジ
メント
プロジェクトチームの結成,資源の見積り,プロジェクト組織の決定,
プロジェクトチームの育成,資源のコントロール,プロジェクトチームの管理
など
6 プロジェクト
タイムマネジ
メント
アクティビティの順序付け,アクティビティ期間の見積り,スケジュールの作成,
スケジュールのコントロール など
7 プロジェクト
コストマネジ
メント
コストの見積り,予算の編成,コストのコントロール など
8 プロジェクト
リスクマネジ
メント
リスクの特定,リスクの評価,リスクへの対応,リスクのコントロールなど
9 プロジェクト
品質マネジ
メント
品質の計画,品質保証の実施,品質コントロールの実施など
10 プロジェクト
調達マネジ
メント
調達の計画,サプライヤの選定,調達の管理 など
11 プロジェクト
コミュニケー
ションマネジ
メント
コミュニケーションの計画,情報の配布,コミュニケーションの管理など
6 サービス
マネジメント
15 サービス
マネジメント
1 サービス
マネジメント
サービスマネジメント,サービスマネジメントシステム,サービス,
サービスライフサイクル,ITIL 2),サービスの要求事項, サービスレベル合意書
(SLA),サービス及びプロセスのパフォーマンス,継続的改善,顧客,
サービス提供者 など
2 サービスの
設計・移行
サービスの計画,サービスの設計・開発,移行,サービス受入れ基準,
運用引継ぎ など
3 サービスマネ
ジメント
プロセス
サービス提供プロセス(サービスレベル管理,サービスの報告,
サービス継続及び可用性管理,サービスの予算業務及び会計業務,
キャパシティ管理),関係プロセス(事業関係管理,供給者管理),
解決プロセス(インシデント及びサービス要求管理,問題管理),
統合的制御プロセス(構成管理,変更管理,リリース及び展開管理)など
4 サービスの
運用
システム運用管理,運用オペレーション,サービスデスク,運用の資源管理,
システムの監視と操作,スケジュール設計,運用支援ツール
(監視ツール,診断ツールほか) など
5 ファシリティ
マネジメント
設備管理(電源・空調設備ほか),施設管理,施設・設備の維持保全,
環境側面 など
16 システム監査 1 システム監査 システム監査の意義と目的,システム監査の対象業務,システムの可監査性,
システム監査人の要件,システム監査計画,システム監査の実施(予備調査,
本調査,評価・結論),システム監査の報告,システム監査の品質評価,
システム監査基準,システム監査技法,監査証拠,監査調書,保証型監査,
助言型監査,コンピュータ支援監査技法(CAAT) など
2 内部統制 内部統制の意義と目的,内部統制報告制度,IT ガバナンス,
内部統制の評価・改善,CSA(統制自己評価) など





7 基礎理論 17 基礎理論 1 情報システム
戦略
情報システム戦略の意義と目的,全体最適化方針,全体最適化計画,
情報化推進体制,情報化投資計画,ビジネスモデル,業務モデル,
情報システムモデル,エンタープライズアーキテクチャ(EA),
プログラムマネジメント,システムオーナ,データオーナ,
プロセスフレームワーク,コントロールフレームワーク,
品質統制(品質統制フレームワーク),情報システム戦略評価,
情報システム戦略実行マネジメント,IT 投資マネジメント,
IT 経営力指標 など
2 業務プロセス BPR,業務分析,業務改善,業務設計,ビジネスプロセスマネジメント(BPM),
BPO,オフショア,SFA など
3 ソリューション
ビジネス
ソリューションビジネスの種類とサービス形態,業務パッケージ,
問題解決支援,ASP,SOA,クラウドコンピューティング
(SaaS,PaaS,IaaS ほか) など
4 システム活用
促進・評価
情報リテラシ,データ活用,普及啓発,人材育成計画,
システム利用実態の評価・検証,ディジタルディバイド,システム廃棄 など
18 システム企画 1 システム化
計画
システム化構想,システム化基本方針,全体開発スケジュール,
プロジェクト推進体制,要員教育計画,開発投資対効果,投資の意思決定法
(PBP,DCF法ほか),IT ポートフォリオ,システムライフサイクル,
情報システム導入リスク分析 など
2 要件定義 要求分析,ユーザニーズ調査,現状分析,課題定義,要件定義手法,
業務要件定義,機能要件定義,非機能要件定義,利害関係者要件の確認,
情報システム戦略との整合性検証 など
3 調達計画・実施 調達計画,調達の要求事項,調達の条件,提案依頼書(RFP),提案評価基準,
見積書,提案書,調達選定,調達リスク分析,内外作基準,
ソフトウェア資産管理,ソフトウェアのサプライチェーンマネジメント など
8 経営戦略 19 経営戦略
マネジメント
1 経営戦略手法 競争戦略,差別化戦略,ブルーオーシャン戦略,コアコンピタンス,M&A,
アライアンス,グループ経営,企業理念,SWOT 分析,PPM,バリューチェーン分析,
成長マトリクス,アウトソーシング,シェアドサービス,インキュベータ など
2 マーケティング マーケティング理論,マーケティング手法,マーケティング分析,
ライフタイムバリュー(LTV),消費者行動モデル,広告戦略,ブランド戦略,
価格戦略 など
3 ビジネス戦略
と目標・評価
ビジネス戦略立案,ビジネス環境分析,ニーズ・ウォンツ分析,競合分析,
PEST 分析,戦略目標,CSF,KPI,KGI,バランススコアカード など
4 経営管理
システム
CRM,SCM,ERP,意思決定支援,ナレッジマネジメント,
企業内情報ポータル(EIP) など
20 技術戦略
マネジメント
1 技術開発戦略
の立案
製品動向,技術動向,成功事例,発想法,コア技術,技術研究,技術獲得,
技術供与,技術提携,技術経営(MOT),産学官連携,標準化戦略 など
2 技術開発計画 技術開発投資計画,技術開発拠点計画,人材計画,技術ロードマップ,
製品応用ロードマップ,特許取得ロードマップ など
21 ビジネス
インダストリ
1 ビジネス
システム
流通情報システム,物流情報システム,公共情報システム,医療情報システム,
金融情報システム,電子政府,POS システム,XBRL,スマートグリッド,
Web 会議システム,ユビキタスコンピューティング など
2 エンジニアリ
ングシステム
エンジニアリングシステムの意義と目的,生産管理システム,
MRP,PDM,CAE など
3 e-ビジネス EC(BtoB,BtoC などの電子商取引),電子決済システム,EDI,IC カード
・RFID 応用システム,ソーシャルメディア(SNS,ミニブログほか),
ロングテール など
4 民生機器 AV 機器,家電機器,個人用情報機器(携帯電話,スマートフォン,
タブレット端末ほか),教育・娯楽機器,コンピュータ周辺/OA 機器,
業務用端末機器,民生用通信端末機器 など
5 産業機器 通信設備機器,運輸機器/建設機器,工業制御/FA機器/産業機器,
設備機器,医療機器,分析機器・計測機器 など
9 企業と法務 22 企業活動 1 経営・組織論 経営管理,PDCA,経営組織(事業部制,カンパニ制,CIO,CEO ほか),
コーポレートガバナンス,CSR,IR,コーポレートアイデンティティ,グリーンIT,
ヒューマンリソース(OJT,目標管理,ケーススタディ,裁量労働制ほか),
行動科学(リーダシップ,コミュニケーション,テクニカルライティング,
プレゼンテーション,ネゴシエーション,モチベーションほか),TQM,
リスクマネジメント,BCP,株式公開(IPO) など
2 OR・IE 線形計画法(LP),在庫問題,PERT/CPM,ゲーム理論,分析手法
(作業分析,PTS 法,ワークサンプリング法ほか),検査手法(OC 曲線,
サンプリング,シミュレーションほか),品質管理手法(QC七つ道具,
新QC 七つ道具ほか) など
3 会計・財務 財務会計,管理会計,会計基準,財務諸表,連結会計,減価償却,損益分岐点,
財務指標,原価,リースとレンタル,資金計画と資金管理,資産管理,経済性計算,
IFRS など
23 法務 1 知的財産権 著作権法,産業財産権法,不正競争防止法 など
2 セキュリティ
関連法規
不正アクセス禁止法,刑法(ウイルス作成罪ほか),個人情報保護法,
プロバイダ責任制限法,特定電子メール法,コンピュータ不正アクセス対策基準,
コンピュータウイルス対策基準 など
3 労働関連・取引
関連法規
労働基準法,労働関連法規,外部委託契約,ソフトウェア契約,ライセンス契約,
OSS ライセンス(GPL,BSD ライセンスほか),パブリックドメイン,
クリエイティブコモンズ,守秘契約(NDA),下請法,労働者派遣法,民法,商法,
公益通報者保護法,特定商取引法 など
4 その他の法律
・ガイドライン
・技術者倫理
コンプライアンス,情報公開,電気通信事業法,ネットワーク関連法規,
会社法,金融商品取引法,リサイクル法,各種税法,輸出関連法規,システム管理基準,
ソフトウェア管理ガイドライン,情報倫理,技術者倫理,プロフェッショナリズム など
5 標準化関連 JIS,ISO,IEEE などの関連機構の役割,標準化団体,国際認証の枠組み
(認定/認証/試験機関),各種コード(文字コードほか),JIS Q 15001,ISO9000,
ISO 14000 など

■午後の出題範囲
  1. 経営戦略に関すること
    マーケティング,経営分析,事業戦略・企業戦略,コーポレートファイナンス・事業価値評価,事業継続計画(BCP),会計・財務,リーダシップ論 など
  2. 情報戦略に関すること
    ビジネスモデル,製品戦略,組織運営,アウトソーシング戦略,情報業界の動向,情報技術の動向,国際標準化の動向 など
  3. 戦略立案・コンサルティングの技法に関すること
    ロジカルシンキング,プレゼンテーション技法,バランススコアカード・SWOT 分析 など
  4. システムアーキテクチャに関すること
    方式設計・機能分割,提案依頼書(RFP),要求分析,信頼性・性能,Web 技術(Web サービス・SOA を含む),仮想化技術,主要業種における業務知識,ソフトウェアパッケージ・オープンソースソフトウェアの適用,その他の新技術動向 など
  5. サービスマネジメントに関すること
    サービスマネジメントプロセス(サービスレベル管理,サービス継続及び可用性管理,サービスの予算業務及び会計業務,キャパシティ管理,インシデント及びサービス要求管理,問題管理,構成管理,変更管理,リリース及び展開管理ほか),サービスの運用(システム運用管理,仮想環境の運用管理,運用オペレーション,サービスデスクほか) など
  6. プロジェクトマネジメントに関すること
    プロジェクト計画・プロジェクト管理(スコープ,工程,品質,予算,人員,調達,リスク,コミュニケーションほか) など
  7. ネットワークに関すること
    ネットワークアーキテクチャ,プロトコル,インターネット,イントラネット,VPN,通信トラフィック,有線・無線通信 など
  8. データベースに関すること
    データモデル,正規化,DBMS,データベース言語(SQL),データベースシステムの運用・保守 など
  9. 組込みシステム開発に関すること
    リアルタイムOS・MPU アーキテクチャ,省電力・高信頼設計・メモリ管理,センサ・アクチュエータ,組込みシステムの設計,個別アプリケーション(携帯電話,自動車,家電ほか)など
  10. 情報システム開発に関すること
    外部設計,内部設計,テスト計画・テスト,標準化・部品化,開発環境,オブジェクト指向分析(UML),ソフトウェアライフサイクルプロセス(SLCP),個別アプリケーションシステム(ERP,SCM,CRM ほか) など
  11. プログラミングに関すること
    アルゴリズム,データ構造,プログラム作成技術(プログラム言語,マークアップ言語),Webプログラミング など
  12. 情報セキュリティに関すること
    情報セキュリティポリシ,情報セキュリティマネジメント,リスク分析,データベースセキュリティ,ネットワークセキュリティ,アプリケーションセキュリティ,物理的セキュリティ,アクセス管理,暗号・認証,PKI,ファイアウォール,マルウェア対策(コンピュータウイルス,ボット,スパイウェアほか),不正アクセス対策,個人情報保護 など
  13. システム監査に関すること
    IT 統制,情報システムや組込みシステムの企画・開発・運用・保守の監査,情報セキュリティ監査,個人情報保護監査,他の監査(会計監査,業務監査ほか)との連携・調整,システム監査の計画・実施・報告,システム監査関連法規 など


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その他負担金 教室利用・冷暖房費・お茶費用 500円と 模試の購入費(3,500円)が必要です。
注意事項 終日 禁煙です。  講義中は携帯電話はマナーモードでお願いします。

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