■基本情報技術者の業務と役割
基本戦略立案又はIT ソリューション・製品・サービスを実現する業務に従事し,上
位者の指導の下に,次のいずれかの役割を果たす。
- 需要者(企業経営,社会システム)が直面する課題に対して,情報技術を活用した戦略立案に参加する。
- システムの設計・開発を行い,又は汎用製品の最適組合せ(インテグレーション)によって,信頼性・生産性の高いシステムを構築する。また,その安定的な運用サービスの実現に貢献する。
■期待する技術水準
1.情報技術を活用した戦略立案に関し,担当業務に応じて次の知識・技能が要求される。
- 対象とする業種・業務に関する基本的な事項を理解し,担当業務に活用できる。
- 上位者の指導の下に,情報戦略に関する予測・分析・評価ができる。
- 上位者の指導の下に,提案活動に参加できる。
- 情報技術全般に関する基本的な事項を理解し,担当業務に活用できる。
- 上位者の指導の下に,システムの設計・開発・運用ができる。
- 上位者の指導の下に,ソフトウェアを設計できる。
- 上位者の方針を理解し,自らソフトウェアを開発できる。
■基本情報技術者試験はIT企画開発側と運用保守側でベースとなる国家試験です。 (共通フレーム2013に準拠すると思われます。)
【試験日程】
実施方式・採点方式:
随時受験できるように変更になりました。
採点は、IRT(Item Response Theory:項目応答理論)に基づく方式に変更になりました。
出題形式:
小問形式への変更による午後問題のコンパクト化、出題数・解答数の変更などによって、試験時間を30〜40%短縮されました。
なお、IPAにてサンプル問題を公開します。
試験区分 | 変更前 | 変更後 | ||
FE | 午前試験 (小問) |
試験時間:150分 出題数:80問 解答数:80問 |
科目A試験 (小問) |
試験時間:90分 出題数:60問 解答数:60問 |
午後試験 (大問) |
試験時間:150分 出題数:11問 解答数:5問 ※選択問題あり |
科目B試験 (小問) |
試験時間:100分 出題数:20問 解答数:20問 ※選択問題なし(全問必須) |
出題範囲:
試験区分 | 科目 | 出題範囲の変更概要 |
FE | 科目A試験 | 現在の午前試験に準じます。 |
科目B試験 | これまで必須解答としていた「情報セキュリティ」と「データ構造及びアルゴリズム(擬似言語)」の二つの分野を中心にした構成に変更します。 また、個別プログラム言語(C、Java、Python、アセンブラ言語、表計算ソフト)による出題は、普遍的・本質的なプログラミング的思考力を問う擬似言語による出題に統一します。 |
試験区分 | ITを活用したサービス、製品、システム及びソフトウェアを作る人材に必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者 |
業務と役割 | 上位者の指導の下に、次のいずれかの役割を果たす。 ①組織及び社会の課題に対する、ITを活用した戦略の立案、システムの企画・要件定義に参加する。 ②システムの設計・開発、又は汎用製品の最適組合せ(インテグレーション)によって、利用者にとって価値の高いシステムを構築する。 ③サービスの安定的な運用の実現に貢献する。 |
期待する技術水準 | ITを活用した戦略の立案、システムの企画・要件定義、設計・開発・運用に関し、担当する活動に応じで次の知識・技能が要求される。 ①IT全般に関する基本的な事項を理解し、担当する活動に活用できる。 ②上位者の指導の下に、IT戦略に関する予測・分析・評価に参加できる。 ③上位者の指導の下に、システム又はサービスの提案活動に参加できる。 ④上位者の指導の下に、システムの企画・要件定義に参加できる。 ⑤上位者の指導の下に、情報セキュリティの確保を考慮して、システムの設計・開発・運用ができる。 ⑥上位者の指導の下に、ソフトウェアを設計できる。 ⑦上位者の方針を理解し、自らプログラムを作成できる。 |
レベル対応 | 共通キャリア・スキルワークの 5 人材像(ストラテジスト、システムアーキテクト、サービスマネージャ、プロジェクトマネージャ、テクニカルスペシャリスト)のレベル2に相当 |
■午前の出題範囲
テ ク ノ ロ ジ 系 |
1 | 基礎理論 | 1 | 基礎理論 | 1 | 離散数学 | 2 進数,基数,数値表現,演算精度,集合,ベン図,論理演算,命題 など |
2 | 応用数学 | 確率・統計,数値解析,数式処理,グラフ理論,待ち行列理論 など | |||||
3 | 情報に関する理論 | 符号理論,述語論理,オートマトン,形式言語,計算量,人工知能,知識工学, 学習理論,コンパイラ 理論,プログラミング言語論・意味論 など |
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4 | 通信に関する理論 | 伝送理論 (伝送路,変復調方式,多重化方式,誤り検出・訂正,信号同期方式ほか) など |
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5 | 計測・制御に関する 理論 |
信号処理,フィードバック制御,フィードフォワード制御,応答特性, 制御安定性,各種制御,センサ・アクチュエータの種類と動作特性 など |
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2 | アルゴリズム と プログラミング |
1 | データ構造 | スタックとキュー,リスト,配列,木構造,2 分木 など | |||
2 | アルゴリズム | 整列,併合,探索,再帰,文字列処理,流れ図の理解,アルゴリズム設計 など | |||||
3 | プログラミング | 既存言語を用いたプログラミング(プログラミング作法,プログラム構造, データ型,文法の表記法ほか) など |
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4 | プログラム言語 | プログラム言語( アセンブラ言語, C , C++ ,COBOL , Java 1 ),ECMAScript ,Ruby , Perl ,PHP,Python ほか)の種類と特徴,共通言語基盤(CLI) など | |||||
5 | その他の言語 | マークアップ言語(HTML,XMLほか)の種類と特徴,データ記述言語(DDL) など | |||||
2 | コンピュー タシステム |
3 | コンピュータ 構成要素 |
1 | プロセッサ | コンピュータ及びプロセッサの種類,構成・動作原理,割込み,性能と特性, 構造と方式,RISC とCISC,命令とアドレッシング,マルチコアプロセ ッサ など |
|
2 | メモリ | メモリの種類と特徴,メモリシステムの構成と記憶階層(キャッシュ,主記憶, 補助記憶ほか),アクセス方式,RAM ファイル,メモリの容量と性能,記録媒体の 種類と特徴 など |
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3 | バス | バスの種類と特徴,バスのシステムの構成,バスの制御方式, バスのアクセスモード,バスの容量と性能 など |
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4 | 入出力デバイス | 入出力デバイスの種類と特徴,入出力インタフェース,デバイスドライバ, デバイスとの同期,アナログ・デジタル変換,DMA など |
|||||
5 | 入出力装置 | 入力装置,出力装置,表示装置,補助記憶装置・記憶 媒体,通信制御装置,駆動装置,撮像装置 など |
|||||
4 | システム 構成要素 |
1 | システムの構成 | システムの処理形態,システムの利用形態,システムの適用領域,仮想化, クライアントサーバシステム,Web システム,シンクライアントシステム, フォールトトレラントシステム,RAID,NAS,SAN,P2P,ハイパフォーマンス コンピューティング(HPC),クラスタ など |
|||
2 | システムの 評価指標 |
システムの性能指標,システムの性能特性と評価,システムの信頼性・ 経済性の意義と目的,信頼性計算,信頼性指標,信頼性特性と評価, 経済性の評価,キャパシティプランニング など |
|||||
5 | ソフトウェア | 1 | オペレーティ ングシステム |
OS の種類と特徴,OS の機能,多重プログラミング,仮想記憶,ジョブ管理,プロセス/タスク管理,データ管理,入出力管理,記憶管理,割込み,ブートストラップ など | |||
2 | ミドルウェア | 各種ミドルウェア(OS などのAPI,Web API,各種ライブラリ,コンポーネントウェア,シェル,開発フレームワークほか)の役割と機能,ミドルウェアの選択と利用 など | |||||
3 | ファイルシス テム |
ファイルシステムの種類と特徴,アクセス手法,検索手法,ディレクトリ管理,バックアップ,ファイル編成 など | |||||
4 | 開発ツール | 設計ツール,構築ツール,テストツール,言語処理ツール(コンパイラ,インタプリタ,リンカ,ローダほか),エミュレーター,シミュレーター,インサーキットエミュレーター(ICE),ツールチェーン,統合開発環境 など | |||||
5 | オープンソース ソフトウェア |
OSS の種類と特徴,UNIX 系OS,オープンソースコミュニティ,LAMP/LAPP,オープンソースライブラリ,OSS の利用・活用と考慮点(安全性,信頼性ほか),動向 など | |||||
6 | ハードウェア | 1 | ハードウェア | 電気・電子回路,機械・制御,論理設計,構成部品及び要素と実装,半導体素子,システムLSI,SoC(System on a Chip),FPGA,MEMS,診断プログラム,消費電力 など | |||
3 | 技術要素 | 7 | ヒューマン インタフェ ース |
1 | ヒューマン インタフェース 技術 |
インフォメーションアーキテクチャ,GUI,音声認識,画像認識,動画認識,特徴抽出,学習機能,インタラクティブシステム,ユーザビリティ,アクセシビリティ など | |
2 | インタフェース 設計 |
帳票設計,画面設計,コード設計,Web デザイン,人間中心設計,ユニバーサルデザイン,ユーザビリティ評価 など | |||||
8 | マルチメデ ィア |
1 | マルチメディア 技術 |
オーサリング環境,音声処理,静止画処理,動画処理,メディア統合,圧縮・伸長,MPEG など | |||
2 | マルチメディア 応用 |
AR(Augmented Reality),VR(Virtual Reality),CG(Computer Graphics),メディア応用,モーションキャプチャ など | |||||
9 | データベース | 1 | データベース 方式 |
データベースの種類と特徴,データベースのモデル,DBMS など | |||
2 | データベース 設計 |
データ分析,データベースの論理設計,データの正規化,データベースのパフォーマンス設計,データベースの物理設計 など | |||||
3 | データ操作 | データベースの操作,データベースを操作するための言語(SQL ほか),関係代数 など | |||||
4 | トランザク ション処理 |
排他制御,リカバリ処理,トランザクション管理,データベースの性能向上,データ制御 など | |||||
5 | データベース 応用 |
データウェアハウス,データマイニング,分散データベース,リポジトリ,メタデータ,ビッグデータ など | |||||
10 | ネットワーク | 1 | ネットワーク 方式 |
ネットワークの種類と特徴(WAN/LAN,有線・無線,センサーネットワークほか),インターネット技術,回線に関する計算,パケット交換網,QoS,RADIUS など | |||
2 | データ通信と 制御 |
伝送方式と回線,LAN 間接続装置,回線接続装置,電力線通信(PLC),OSI 基本参照モデル,メディアアクセス制御(MAC),データリンク制御,ルーティング制御,フロー制御 など | |||||
3 | 通信プロトコル | プロトコルとインタフェース,TCP/IP,HDLC,CORBA,HTTP,DNS,SOAP,IPv6 など | |||||
4 | ネットワーク 管理 |
ネットワーク仮想化(SDN,NFV ほか),ネットワーク運用管理(SNMP),障害管理,性能管理,トラフィック監視 など | |||||
5 | ネットワーク 応用 |
インターネット,イントラネット,エクストラネット,モバイル通信,ネットワークOS,通信サービスなど | |||||
11 | セキュリティ | 1 | 情報セキュリ ティ |
情報の機密性・完全性・可用性,脅威,マルウェア・不正プログラム,脆弱性,不正のメカニズム,攻撃者の種類・動機,サイバー攻撃(SQL インジェクション,クロスサイトスクリプティング,DoS 攻撃,フィッシング,パスワードリスト攻撃,標的型攻撃ほか),暗号技術(共通鍵,公開鍵,秘密鍵,RSA,AES,ハイブリッド暗号,ハッシュ関数ほか),認証技術(デジタル署名,メッセージ認証,タイムスタンプほか),利用者認証(利用者ID・パスワード,多要素認証,アイデンティティ連携(OpenID,SAML)ほか),生体認証技術,公開鍵基盤(PKI,認証局,デジタル証明書ほか),政府認証基盤(GPKI,ブリッジ認証局ほか) など | |||
2 | 情報セキュリ ティ管理 |
情報資産とリスクの概要,情報資産の調査・分類,リスクの種類,情報セキュリティリスクアセスメント及びリスク対応,情報セキュリティ継続,情報セキュリティ諸規程(情報セキュリティポリシーを含む組織内規程),ISMS,管理策(情報セキュリティインシデント管理,法的及び契約上の要求事項の順守ほか),情報セキュリティ組織・機関( CSIRT , SOC(Security Operation Center),ホワイトハッカーほか) など | |||||
3 | セキュリティ 技術評価 |
ISO/IEC 15408(コモンクライテリア),JISEC(ITセキュリティ評価及び認証制度),JCMVP(暗号モジュール試験及び認証制度),PCI DSS,CVSS,脆弱性検査,ペネトレーションテスト など | |||||
4 | 情報セキュリ ティ対策 |
情報セキュリティ啓発(教育,訓練ほか),組織における内部不正防止ガイドライン,マルウェア・不正プログラム対策,不正アクセス対策,情報漏えい対策,アカウント管理,ログ管理,脆弱性管理,入退室管理,アクセス制御,侵入検知/侵入防止,検疫ネットワーク,多層防御,無線LAN セキュリティ(WPA2ほか),携帯端末(携帯電話,スマートフォン,タブレット端末ほか)のセキュリティ,セキュリティ製品・サービス(ファイアウォール,WAF,DLP,SIEM ほか),デジタルフォレンジックス など | |||||
5 | セキュリティ 実装技術 |
セキュアプロトコル(IPsec,SSL/TLS,SSH ほか), 認証プロトコル( SPF , DKIM, SMTPAUTH,OAuth,DNSSEC ほか),セキュアOS,ネットワークセキュリティ,データベースセキュリティ,アプリケーションセキュリティ,セキュアプログラミング など | |||||
4 | 開発技術 | 12 | システム 開発技術 |
1 | システム要件定義・ ソフトウェア要件定義 |
システム要件定義(機能,境界,能力,業務・組織及び利用者の要件,設計及び実装の制約条件,適格性確認要件ほか),システム要件の評価,ソフトウェア要件定義(機能,境界,能力,インタフェース,業務モデル,データモデルほか),ソフトウェア要件の評価など | |
2 | 設計 | システム設計(ハードウェア・ソフトウェア・サービス・手作業の機能分割,ハードウェア構成決定,ソフトウェア構成決定,システム処理方式決定,データベース方式決定ほか),システム統合テストの設計,アーキテクチャ及びシステム要素の評価,ソフトウェア設計(ソフトウェア構造とソフトウェア要素の設計ほか),インタフェース設計,ソフトウェアユニットのテストの設計,ソフトウェア統合テストの設計,ソフトウェア要素の評価,ソフトウェア品質,レビュー,ソフトウェア設計手法(プロセス中心設計,データ中心設計,構造化設計,オブジェクト指向設計ほか),モジュールの設計,部品化と再利用,アーキテクチャパターン,デザインパターン など | |||||
3 | 実装・構築 | ソフトウェアユニットの作成,コーディング標準,コーディング支援手法,コードレビュー,メトリクス計測,デバッグ,テスト手法,テスト準備(テスト環境,テストデータほか),テストの実施,テスト結果の評価 など | |||||
4 | 統合・テスト | 統合テスト計画,統合テストの準備(テスト環境,テストデータほか),統合テストの実施,検証テストの実施,統合及び検証テスト結果の評価,チューニング,テストの種類(機能テスト,非機能要件テスト,性能テスト,負荷テスト,セキュリティテスト,回帰テストほか) など | |||||
5 | 導入・受入れ支援 | 導入計画の作成,導入の実施,受入れレビューと受入れテスト,納入と受入れ,教育訓練,利用者マニュアル,妥当性確認テストの実施,妥当性確認テストの結果の管理 など | |||||
6 | 保守・廃棄 | 保守の形態,保守の手順,廃棄 など | |||||
13 | ソフトウェア 開発管理技術 |
1 | 開発プロセ ス・手法 |
ソフトウェア開発モデル,アジャイル開発,ソフトウェア再利用,リバースエンジニアリング,マッシュアップ,構造化手法,形式手法,ソフトウェアライフサイクルプロセス(SLCP),プロセス成熟度 など | |||
2 | 知的財産適用 管理 |
著作権管理,特許管理,保管管理,技術的保護(コピーガード,DRM,アクティベーションほか) など | |||||
3 | 開発環境管理 | 開発環境稼働状況管理,開発環境構築,設計データ管理,ツール管理,ライセンス管理 など | |||||
4 | 構成管理・変更 管理 |
構成識別体系の確立,変更管理,構成状況の記録,品目の完全性保証,リリース管理及び出荷 など | |||||
マ ネ ジ メ ン ト 系 |
5 | プロジェクト マネジメント |
14 | プロジェクト マネジメント |
1 | プロジェクト マネジメント |
プロジェクト,プロジェクトマネジメント,プロジェクトの環境,プロジェクトガバナンス,プロジェクトライフサイクル,プロジェクトの制約 など |
2 | プロジェクトの統合 | プロジェクト憲章の作成,プロジェクト全体計画(プロジェクト計画及びプロジェクトマネジメント計画)の作成,プロジェクト作業の指揮,プロジェクト作業の管理,変更の管理,プロジェクトフェーズ又はプロジェクトの終結,得た教訓の収集 など | |||||
3 | プロジェクトのステークホルダ | ステークホルダの特定,ステークホルダのマネジメント など | |||||
4 | プロジェクトのスコープ | スコープの定義,WBS の作成,活動の定義,スコープの管理 など | |||||
5 | プロジェクトの資源 | プロジェクトチームの編成,資源の見積り,プロジェクト組織の定義,プロジェクトチームの開発,資源の管理,プロジェクトチームのマネジメント など | |||||
6 | プロジェクトの時間 | 活動の順序付け,活動期間の見積り,スケジュールの作成,スケジュールの管理 など | |||||
7 | プロジェクトのコスト | コストの見積り,予算の作成,コストの管理 など | |||||
8 | プロジェクトのリスク | リスクの特定,リスクの評価,リスクへの対応,リスクの管理 など | |||||
9 | プロジェクトの品質 | 品質の計画,品質保証の遂行,品質管理の遂行 など | |||||
10 | プロジェクトの調達 | 調達の計画,供給者の選定,調達の運営管理 など | |||||
11 | プロジェクトのコミュニケーション | コミュニケーションの計画,情報の配布,コミュニケーションのマネジメント など | |||||
6 | サービス マネジメント |
15 | サービス マネジメント |
1 | サービス マネジメント |
サービスマネジメント,サービスマネジメントシステム,サービス,サービスライフサイクル,ITIL 2),サービスの要求事項,サービスレベル合意書(SLA),サービス及びサービスマネジメントシステムのパフォーマンス,顧客,サービス提供者 など | |
2 | サービスマネジメントシステムの計画及び運用 | サービスマネジメントシステムの計画,サービスマネジメントシステムの支援(文書化した情報,知識ほか),サービスポートフォリオ(サービスの提供,サービスの計画,サービスライフサイクルに関与する関係者の管理,サービスカタログ管理,資産管理,構成管理),関係及び合意(事業関係管理,サービスレベル管理,供給者管理),供給及び需要(サービスの予算業務及び会計業務,需要管理,容量・能力管理),サービスの設計・構築・移行(変更管理,サービスの 設計及び移行,リリース及び展開管理),解決及び実現(インシデント管理,サービス要求管理,問題管 理),サービス保証(サービス可用性管理,サービス継続管理) など | |||||
3 | パフォーマンス評価及び改善 | パフォーマンス評価(監視・測定・分析・評価,内部監査,マネジメントレビュー,サービスの報告),改善(不適合及び是正処置,継続的改善) など | |||||
4 | サービスの 運用 |
システム運用管理,運用オペレーション,サービスデスク,運用の資源管理,システムの監視と操作,スケジュール設計,運用支援ツール(監視ツール,診断ツールほか) など | |||||
5 | ファシリティ マネジメント |
設備管理(電気設備・空調設備ほか),施設管理,施設・設備の維持保全,環境側面 など | |||||
16 | システム監査 | 1 | システム監査 | システム監査の体制整備,システム監査人の独立性・客観性・慎重な姿勢,システム監査計画策定,システム監査実施,システム監査報告とフォローアップ,システム監査基準,システム監査技法(ドキュメントレビュー法,インタビュー法,CAAT ほか),監査証拠,監査調書,情報セキュリティ監査,監査による保証又は助言 など | |||
2 | 内部統制 | 内部統制の意義と目的,相互けん制(職務の分離),内部統制報告制度,内部統制の評価・改善,IT ガバナンス,EDM モデル,CSA(統制自己評価) など | |||||
ス ト ラ テ ジ 系 |
7 | システム戦略 | 17 | システム戦略 | 1 | 情報システム 戦略 |
情報システム戦略の意義と目的,情報システム戦略の方針及び目標設定,情報システム化基本計画,情報システム戦略遂行のための組織体制,情報システム投資計画,ビジネスモデル,業務モデル,情報システムモデル,エンタープライズアーキテクチャ(EA),プログラムマネジメント,システムオーナー,データオーナー,プロセスフレームワーク,コントロールフレームワーク,品質統制(品質統制フレームワーク),情報システム戦略評価,情報システム戦略実行マネジメント,IT 投資マネジメント,IT 経営力指標 など |
2 | 業務プロセス | BPR,業務分析,業務改善,業務設計,ビジネスプロセスマネジメント(BPM),BPO,オフショア, SFA など | |||||
3 | ソリューション ビジネス |
ソリューションビジネスの種類とサービス形態,業務パッケージ,問題解決支援,ASP,SOA,クラウドコンピューティング(SaaS,PaaS,IaaS ほか)など | |||||
4 | システム活用 促進・評価 |
情報リテラシー,データ活用,普及啓発,人材育成計画,システム利用実態の評価・検証,デジタルディバイド,システム廃棄 など | |||||
18 | システム企画 | 1 | システム化 計画 |
システム化構想,システム化基本方針,全体開発スケジュール,プロジェクト推進体制,要員教育計画,開発投資対効果,投資の意思決定法(PBP,DCF 法ほか),IT ポートフォリオ,システムライフサイクル,情報システム導入リスク分析 など | |||
2 | 要件定義 | 要求分析,ユーザーニーズ調査,現状分析,課題定義,要件定義手法,業務要件定義,機能要件定義,非機能要件定義,利害関係者要件の確認,情報システム戦略との整合性検証 など | |||||
3 | 調達計画・実施 | 調達計画,調達の要求事項,調達の条件,提案依頼書(RFP),提案評価基準,見積書,提案書,調達選定,調達リスク分析,内外作基準,ソフトウェア資産管理,ソフトウェアのサプライチェーンマネジメントなど | |||||
8 | 経営戦略 | 19 | 経営戦略 マネジメント |
1 | 経営戦略手法 | 競争戦略,差別化戦略,ブルーオーシャン戦略,コアコンピタンス,M&A,アライアンス,グループ経営,企業理念,SWOT 分析,PPM,バリューチェーン分析,成長マトリクス,アウトソーシング,シェア ードサービス,インキュベーター など | |
2 | マーケティング | マーケティング理論,マーケティング手法,マーケティング分析,ライフタイムバリュー(LTV),消費者行動モデル,広告戦略,ブランド戦略,価格戦略 など | |||||
3 | ビジネス戦略 と目標・評価 |
ビジネス戦略立案,ビジネス環境分析,ニーズ・ウォンツ分析,競合分析,PEST 分析,戦略目標,CSF,KPI,KGI,バランススコアカード など | |||||
4 | 経営管理 システム |
CRM,SCM,ERP,意思決定支援,ナレッジマネジメント,企業内情報ポータル(EIP) など | |||||
20 | 技術戦略 マネジメント |
1 | 技術開発戦略 の立案 |
製品動向,技術動向,成功事例,発想法,コア技術,技術研究,技術獲得,技術供与,技術提携,技術経営(MOT),産学官連携,標準化戦略 など | |||
2 | 技術開発計画 | 技術開発投資計画,技術開発拠点計画,人材計画,技術ロードマップ,製品応用ロードマップ,特許取得ロードマップ など | |||||
21 | ビジネス インダストリ |
1 | ビジネス システム |
流通情報システム,物流情報システム,公共情報システム,医療情報システム,金融情報システム,電子政府,POS システム,XBRL,スマートグリッド,Web 会議システム,ユビキタスコンピューティン グ,IoT など | |||
2 | エンジニアリ ングシステム |
エンジニアリングシステムの意義と目的,生産管理システム,MRP,PDM,CAE など | |||||
3 | e-ビジネス | EC(BtoB,BtoC などの電子商取引),電子決済システム,EDI,IC カード・RFID 応用システム,ソーシャルメディア(SNS,ミニブログほか),ロングテール など | |||||
4 | 民生機器 | AV 機器,家電機器,個人用情報機器(携帯電話,スマートフォン,タブレット端末ほか),教育・娯楽機器,コンピュータ周辺/OA 機器,業務用端末機器,民生用通信端末機器 など | |||||
5 | 産業機器 | 通信設備機器,運輸機器/建設機器,工業制御/FA 機器/産業機器,設備機器,医療機器,分析機器・計測機器 など | |||||
9 | 企業と法務 | 22 | 企業活動 | 1 | 経営・組織論 | 経営管理,PDCA,経営組織(事業部制,カンパニー制,CIO,CEO ほか),コーポレートガバナンス,CSR,IR,コーポレートアイデンティティ,グリーンIT,ヒューマンリソース(OJT,目標管理,ケーススタディ,裁量労働制ほか),行動科学(リーダーシップ,コミュニケーション,テクニカルライティング,プレゼンテーション,ネゴシエーション,モチベーションほか),TQM,リスクマネジメント,BCP,株式公開(IPO) など | |
2 | OR・IE | 線形計画法(LP),在庫問題,PERT/CPM,ゲーム理論,分析手法(作業分析,PTS 法,ワークサンプリング法ほか),検査手法(OC 曲線,サンプリング,シミュレーションほか),品質管理手法(QC 七 つ道具,新QC 七つ道具ほか) など | |||||
3 | 会計・財務 | 財務会計,管理会計,会計基準,財務諸表,連結会計,減価償却,損益分岐点,財務指標,原価,リースとレンタル,資金計画と資金管理,資産管理,経済性計算,IFRS など | |||||
23 | 法務 | 1 | 知的財産権 | 著作権法,産業財産権法,不正競争防止法(営業秘密ほか) など | |||
2 | セキュリティ 関連法規 |
サイバーセキュリティ基本法,不正アクセス禁止法,刑法(ウイルス作成罪ほか),個人情報保護法,特定個人情報の適正な取扱いに関するガイドライン,プロバイダ責任制限法,特定電子メール法,コンピュータ不正アクセス対策基準,コンピュータウイルス対策基準 など | |||||
3 | 労働関連・取引 関連法規 |
労働基準法,労働関連法規,外部委託契約,ソフトウェア契約, ライセンス契約, OSS ライセンス(GPL,BSD ライセンスほか),パブリックドメイン,クリエイティブコモンズ,守秘契約(NDA),下請法,労働者派遣法,民法,商法,公益通報者保護法,特定商取引法 など | |||||
4 | その他の法律 ・ガイドライン ・技術者倫理 |
コンプライアンス,情報公開,電気通信事業法,ネットワーク関連法規,会社法,金融商品取引法,サイクル法,各種税法,輸出関連法規,システム管理基準,ソフトウェア管理ガイドライン,情報倫理,技術者倫理,プロフェッショナリズム など | |||||
5 | 標準化関連 | JIS,ISO,IEEE などの関連機構の役割,標準化団体,国際認証の枠組み(認定/認証/試験機関),各種コード(文字コードほか),JIS Q 15001,ISO 9000,ISO 14000 など |
注1) Java は,Oracle Corporation 及びその子会社,関連会社の米国及びその他の国における登録商標又は商標です。
注2) ITILは,AXELOS Limited の登録商標です。
■午後の出題範囲
これまで必須解答としていた「情報セキュリティ」と「データ構造及びアルゴリズム(擬似言語)」の2つの分野を中心にした構成に変更します。 また、個別プログラム言語(C、Java、Python、アセンブラ言語、表計算ソフト)による出題は、普遍的・本質的なプログラミング的思考力を問う擬似言語による出題に統一します。
基本情報技術者試験対策講座
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料 金 | 入会金3000円 週1回(1講義 120分×4回/月)(教材費は別途必要です。) お月謝なので、安心です。一度にたくさんのお金を払う必要はありません。 少人数制 月謝30,000(円)×受講月数 :月謝 30,000円+消費税×受講月数 約10ヶ月×30,000円 アルゴリズムと 言語(12回) 午前午後出題対策(30回) 計42回 全課程を集中して詰めて受講もできます。 |
申し込み | 随時 1ヶ月だけのポイントレッスン可能です。 |
テキスト | オリジナル教材と「過去問題集」どこの出版のモノでも大丈夫。 |
開 講 | ただいま 随時募集中! 詳しくはお問合せくださいませ。 |
受講時間 | 詳しくはお問合せくださいませ。平日希望の方は相談 |
場 所 | 資格の教室生駒校 のみ 現行のコース受講生の方との調整あります。 |
注意事項 | 終日 禁煙です、また 講義中は携帯電話はマナーモードでお願いします。 |
講座へのお申込方法
1.お問い合わせフォームに入力後、送信ください。2日中に確認のメールを差し上げます。
2.当日のキャンセルはできません。十分ご検討の上申し込みください。 |